眼精疲労

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『眼精疲労』とは、慢性的に続く疲れ目のことです。

「目がかすむ」「目の奥が痛い」などはよく経験することですが、一晩ゆっくり休んでも症状が消えない状態を「眼精疲労」といいます。

また症状が回復しても直ぐにぶり返したり、疲れ方が早く回復が遅い場合も「眼精疲労」と考えます。

眼精疲労は目の症状に限らず、肩こりや頭痛などを伴うこともあります。 眼精疲労は疲労が解消されないまま徐々に蓄積され慢性化したものですが、その症状は目に現れるだけでなく、肩や首すじの凝り、頭痛、不眠などに現れることがあります。更に重症化すると、めまいや吐き気を伴うことがあります。

眼精疲労は目に特別な異常がなくても起こります。精神的なストレスが眼精疲労を引き起こしたり、インフルエンザ(風邪)など体力が低下したときにもしばしば眼精疲労の症状が現れます。また、高血圧症、動脈硬化症、糖尿病などの生活習慣病も眼精疲労を伴いやすい病気として知られています。

目薬には、目の疲れを改善したり炎症を鎮めたり目の表面を潤したり、ビタミンを補給するなど様々な効果がありますが、目薬は症状をやわらげるための対処療法であり、抜本的に治すには原因を取り除く根本療法が必要であることを認識しておかねばなりません。

眼精疲労の原因

主な原因としては、①度の合わないメガネやコンクトレンズ、②乱視や老眼の進行、③ドライアイや緑内障など目の病気、④目の使い過ぎ、⑤精神的ストレス、⑥目を使う環境の悪さ、⑦持病(高血圧症や糖尿病等)、⑧栄養のアンバランス、などです。

 

眼精疲労の解消法

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解消法として、① 目の周りを温めると血行が改善し、毛様体筋の緊張をほぐすことができます。
但し、目に痛みのある時や充血している時、目の周りを冷やします。

② 温める場合は、電子レンジで蒸しタオルを作り、5~10分間ほど目の上のせて温めます。冷やす場合は、冷蔵庫で冷たいタオルを作り目を冷やします

③目の周りのマッサージやツボ押しは、目の周りの血行を改善し、症状を和らげる効果があります。

目のまわりのツボは、眉毛の内側の「攅竹(さんちく)」、眉毛の外側の「絲竹空(しちくくう)」、目頭側の「睛明(せいめい)」、目尻側の「瞳子りょう(どうしりょう)」の4つです。

 「攅竹」は、まゆ毛の内側の端に指先を当てて動かした時に、細い筋が感じられるところで、目が疲れて痛んだり、目が充血したときによく効くツボです。
 「絲竹空」は、眉毛の外側の端のくぼみにあります。指で押さえて動かして見て下さい。骨の小さなくぼみが絲竹空です。
 「睛明」は、目頭と鼻の間のくぼみにあります。
 「瞳子りょう」は、ひとみの角という意味で、目尻から親指幅分外側のくぼみにあります。目が疲れてかすむようなときには欠かせないツボです。

その他には、首の後ろの髪の毛の生え際のツボは、「天柱(てんちゅう)」と「風池(ふうち)」の2つです。「天柱」は首の後ろの太い二本の筋肉の外側で髪の毛の生え際にあるツボで、「風池」はそれより指一本分外側にあるくぼみのツボです。

それぞれのツボの周囲には眼の疲れに関連する筋肉があり、それらを鍼灸やマッサージによる治療を行う事により、血流の改善を促すことにより症状の改善をはかります。